メタルマッチで可燃液体に火をつける

メタルマッチはサバイバルに興味がある人間が何か装備を買おうとするときにまず初めに手に取るものの一つである様に思う。手軽な大きさと価格、そして何よりサバイバルを体現する火をつけるタフな道具であるからである。そういったサバイバルの必需品のようなものであるから、幅広く所有者がおり、またその使い方は様々である。

一般的な、通常の火付けの仕方では、メタルマッチの高温の火花を利用して、枯れ草やよく乾いた木の皮を毛羽立たせたものなど、火のつきやすいものに着火する。しかしながら、その場合、素材によってはかなりの修練と根気が必要とされる。サバイバル教官のような人でもコンディションが悪いと何十回もトライしなければならないこともあるのである。一方で、よい火口、よい可燃物を使えばメタルマッチを使用することで一瞬で火をつけることが出来る。

この動画ではアルコールと揮発性溶剤に火をつけている。筆者も装備には飲用の高濃度アルコール(スピリタスウォッカ)をいれてある。ティッシュペーパー単体では火がつきにくいが、高濃度のアルコールを含ませれば比較的容易に火がつけられる。また、火付けだけでなく、アルコールランプを即興で作るなどにも使用できるだろう。アルコールはサバイバルの観点からは断然飲用可能なものがよい。

サバイバルはアイデアしだいで様々な装備構成を考えられる。焚き火装備にしても、一つのものにとらわれず柔軟に装備を考えてみるのも良いだろう。

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