森を楽しむ、古い技術を楽しむ人々

夏は一般的にアウトドアレジャーの季節だ。実のところ、各種危険生物の活動も活発になるので危険な時期でもあるのだが、それでも水辺で遊べ、夜でも温かな気候というのはレジャーにとってはとてもよい時期であろう。

そういうわけで、夏には森にいって活動するというのはいいアイデアだろう。自然物に触れ、各種の危険生物も近くに感じ、それらの性質・実態を実感として知るというのはサバイバルトレーニングとしても有効である。とはいえ、危険危険といい続けるのもつまらないことだ。アウトドアの醍醐味は、そしてサバイバル趣味の醍醐味はなんといっても工夫と工作である。今回はそういったアウトドアの工作、ブッシュクラフトを一通り楽しんでいる動画を紹介しよう。

シェルターを作り、椅子(ベンチ)をつくり、火を熾し、石のナイフを作る。ブッシュクラフトのエッセンスが凝縮されたようである。瀟洒な感じは欠片も無いが、どれも機能し楽しく、アウトドアの楽しみはこうであるという手本である様な感じさえする。

日本ではここまで出来るところは無い(少なくともキャンプサイトのようなところでは難しい)が、落ちている枝を拾って工作したり、工作の材料を持ち込んだりして楽しむことは可能だろう。ぜひ安全に気をつけて、環境と周囲の方々に迷惑をかけない程度に実践して楽しんでみて欲しい。