日常の食を備蓄すべし

食料の備蓄は長期の被災生活等を見据える場合に大変重要となる。水は川の水を煮沸するとか雨水を集めるとか何かしらの方法で得ることができるが、食料は現代社会においては食料がある場所から持ってくるか、狩猟採集に頼ることとなる。混乱し、流通が停止した社会で食料を提供し続ける能力を持つ個人や団体はほとんど無く、狩猟採集は確実性が低く、また経験の無いものには危険も多い。

そういった不確実な食料源を頼るよりも、まずは食料を備蓄しておくことが安定した生存につながっていく。しかも、長期を見据えた生存戦略を持つことが肝心である。

まずは日常的に食べている食品を見直そう。米は切れていないか、砂糖の予備はあるか、小麦粉は・・・。そうしてみていくと、普段使用している食品のなかには中長期的に保存ができるものが結構ある。穀物(米・小麦等)は古来より保存がきくゆえに主食として用いられてきた。また、乾麺の類や乾燥食品はそもそも常温で保存できるように乾燥させられたのである。缶詰は災害用と銘打たなくとも保存食であるし、レトルト食品もそこそこの賞味期限の長さがあり常温保存できるため災害時には役に立つ。こういった具合に一般的な食品が(安売りで大量購入した等の理由であっても)備蓄されていれば災害時に安心である。

一般的な食品の中で特に災害用として気をつけて備蓄しようとするならば、おすすめなのはインスタント麺である。栄養バランスがある程度取れており、また調理が楽で単品でおいしいという優れたパッケージのインスタント食品であると思う。